体脂肪率計算機

身長、首囲、ウエスト囲(女性はヒップ囲も)を入力すると、米海軍式(U.S. Navy法)で体脂肪率を推定できます。キャリパーや機器なしで、メジャーだけで目安を把握できる手軽な方法です。

このページの内容 (5)

入力

身長を選択した単位で入力してください(裸足での計測値)。

喉頭(のど仏)のすぐ下、首のもっとも細い位置を測定してください。

へその高さで、メジャーを地面と平行に保ちながら一周測ってください。

臀部を含むもっとも幅の広い部分を測定してください。女性のみ必要です。男性の式ではこの値を使いません。

結果

推定体脂肪率
25.9%
01421253245
結果
成人の平均的な水準です。

495 / (1.29579 − 0.35004×log₁₀(72+95−32) + 0.22100×log₁₀(165)) − 450 = 25.9%

計算の仕組み

計算式男性:495 / (1.0324 − 0.19077×log₁₀(ウエスト−首) + 0.15456×log₁₀(身長)) − 450 ・ 女性:495 / (1.29579 − 0.35004×log₁₀(ウエスト+ヒップ−首) + 0.22100×log₁₀(身長)) − 450

体脂肪率はBMIではわからないことを教えてくれます。体重のうちどれだけが脂肪で、どれだけが筋肉や骨、水分などの除脂肪組織かという点です。同じ身長・同じ体重でBMIが完全に同じでも、一方は筋肉量が多く、もう一方は体脂肪が多いというケースは珍しくありません。体脂肪率はこの両者を区別できる指標であり、BMIの代わりではなく、BMIと併用することで体の状態をより立体的に把握できます。

この計算機は米海軍(U.S. Navy)が開発したウエスト囲法を使っています。DEXAスキャンや水中体重法といった大がかりな機材なしでも、現地で手軽に体脂肪率を推定できるように考案されました。身長と首・ウエスト(女性はヒップも)のメジャー値だけを使い、体密度を推定して体脂肪率に変換します。ジムのInBodyなどの体組成計と完全に一致するわけではありませんが、メジャーだけで自宅でも繰り返し推定できる手軽さが利点です。

どこをどう測るかは非常に重要です。わずか1~2センチのズレでも、結果が数ポイント変わることがあります。首囲は喉頭のすぐ下、首の最も細い位置で測定してください。ウエスト囲はへその高さで、メジャーが傾かないように地面と平行に保ちながら測ってください。ヒップ囲は臀部を含むもっとも幅の広い部分で測定します。いずれもメジャーは皮膚に密着させる程度にとどめ、締め付けて身体を圧迫しないようにしましょう。強く締めすぎると実際より細く測定されてしまい、体脂肪率が実際より低く出てしまいます。

男性と女性では判定区分の基準が異なります。女性の身体はホルモン分泌や生殖機能のためにより多くの必須脂肪を必要とするため、男性なら非常に低いと判定されるような値でも、女性にとっては正常で健康的なことがあります。両性に同じ基準を当てはめると、女性の値が実態とは大きくずれて判定されてしまうため、この計算機では性別ごとに異なる基準値を使っています。

ウエスト囲などの周囲長からの推定は、あくまで推定値であり、医学的な診断値ではありません。DEXA法や水中体重法などの基準法と比べると、米海軍式の推定標準誤差は体脂肪率で3〜4ポイントとされています。一方、訓練を受けた測定者どうしの再現性は1ポイント程度とされており、ばらつきのうちどれだけが測り方に由来するかがここから見て取れます。しかもこの誤差は人によって一定ではありません。脂肪のつき方が特殊な人や、筋肉量が非常に多い・少ない人では、誤差が大きくなりやすい傾向があります。また、ウエストなどの周囲長は食事や水分量、測定する時間帯によっても変動し、体組成に実質的な変化がなくても数センチの差が出ることがあります。

こうしたばらつきがあるため、一回の測定値を確定的な数字として受け取らず、目安のスナップショットとして捉えるのが現実的です。毎回同じ時間帯、同じ張り具合で、できれば朝食事や運動前に測定し、数週間から数カ月単位で推移を追うと、値の上下よりも体組成の実際の変化がつかみやすくなります。

この数字でいちばん多い使い方の間違いは、ひたすら下を目指すことです。必須脂肪を下回る体脂肪率はホルモンや免疫、臓器の機能を損なう可能性があるため、「低いほどよい」は目盛りの端に届くずっと手前で成り立たなくなります。判定区分も健康や容姿への評価ではなく、値の範囲を示しているだけです。次にやるとよいのは、1つの数字を並びに変えることです。今日のメジャーの値を結果の横に書き留め、同じ条件で2〜4週間ごとに測り直し、単発の値ではなく推移を読んでください。その推移が気になる場合や、体重や運動の方針をそこから決めようとしている場合は、測定値そのものを持って医師などの専門家に相談してください。1回の推定値よりも、測定の並びのほうがはるかに多くを伝えます。

体脂肪率の区分(ACE基準)
区分男性女性
必須脂肪6%未満14%未満
アスリート6%以上14%未満14%以上21%未満
フィットネス14%以上18%未満21%以上25%未満
平均的18%以上25%未満25%以上32%未満
肥満25%以上32%以上

よくある質問

米海軍式の体脂肪率推定はどの程度正確ですか?
多くの人でDEXA法などの実測値と数ポイント程度の差に収まることが多い、実用上十分な目安ですが、検査機器並みの精度ではありません。公式そのものよりも測定の精度が結果を左右しやすいので、雑な測定は避けてください。
男性でもヒップ囲を測らないといけないですか?
必要ありません。男性の公式は身長と首囲、ウエスト囲だけで計算され、ヒップ囲は使われません。ヒップ囲が必要なのは女性の公式のみです。そのためこの計算機では男性の場合ヒップ囲は入力不要としています。
メジャーは強く引っ張って測った方がいいですか?
いいえ、たもとをもたせずに皮膚に密着させる程度で十分です。強く引きすぎると値が実際より小さく出て、体脂肪率が低く見積もられてしまいます。毎回同じ強さで測ることが、結果を比較する上で大切です。
2回の測定で体脂肪率が大きく変わったのはなぜですか?
ウエストなどの周囲長は食事や水分量、一日のどのタイミングで測るかによって自然に変動しますので、数ポイントの差はよくあることです。推移を正確に追うには、朝食事前など同じ時間帯・同じ条件で測るのがおすすめです。一回の数値に一喜一憂せず、数週間単位の傾向で判断しましょう。
健康的な体脂肪率の目安は?
女性はホルモンや生殖機能のために男性より多くの必須脂肪を必要とするため、健康的とされる範囲も性別で異なります。多くの成人では、結果に表示されるフィットネス・平均範囲が一般的に健康とされる目安ですが、年齢や活動量、個人の目標によっても変わります。固定された正解としてではなく、専門家との相談のたたき台として活用してください。
BMIよりもこちらの方が役に立ちますか?
どちらが優れているかではなく、見ているものが違います。BMIは体重と身長のバランスを手軽に確認する指標、体脂肪率は体重のうちどれだけが脂肪かを推定する指標です。筋肉量が多い人や非常に細い人など、BMIだけでは誤解を生むケースで、体脂肪率が補完的な情報を与えてくれます。

この計算に使用した数値

この計算機が現在適用している時点依存の数値です。各値について出典と最終確認日を明記しています。

一次 = 発表機関の原文 · 導出 = 公式資料2件から算出 · 二次 = それを引用した資料

  • ACE の体脂肪率区分(性別)

    男性: 必須脂肪 <6 ・ アスリート 6~13.9 ・ 良好 14~17.9 ・ 平均 18~24.9 ・ 肥満 ≥25 / 女性: 必須脂肪 <14 ・ アスリート 14~20.9 ・ 良好 21~24.9 ・ 平均 25~31.9 ・ 肥満 ≥32(%)

    2026-08-14確認 · 次回2027-02-14 · 更新周期は未確認

参考文献

+6

シェア

この計算機を埋め込む

このコードをサイトに貼り付けると、動作する計算機をそのまま埋め込めます。

最終更新日: 2026-08-22

Powered by CalcHub