消費税計算機

金額と税込みかどうかを入力すると、税抜・税額・税込金額を計算します。国の税率か任意の税率を選べます。

このページの内容 (5)

入力

変換したい金額を入力してください。

入力した金額に消費税が含まれているかどうか。

国の消費税率を選ぶか、「任意の税率」を選んで下の欄に入力してください。

上の税率で「アメリカ」または「任意の税率」を選んだ場合のみ使われます。

結果

税抜金額(公給価額)
10,000

約1万円

消費税額
1,000
税込金額
11,000

11,000 ÷ (1 + 10%) = 10,000.00 / 11,000 − 10,000.00 = 1,000.00

内訳

各項目が全体に占める割合です。

税込金額11,000
税抜金額(公給価額)
10,00090.9%
消費税額
1,0009.1%

計算の仕組み

計算式税抜 = 税込 ÷ (1 + 税率)、税額 = 税込 − 税抜、税込 = 税抜 × (1 + 税率)

消費税・付加価値税(VAT)の計算では、方向によって答えるべき問いが変わります。レシートに書かれた税込価格から出発する場合は「そのうちいくらが本体価格で、いくらが税額か」を知りたいはずです。逆に税抜価格から出発する場合は「税を上乗せすると実際いくら請求されるか」を知りたいはずです。この二つは逆の計算であり、混同すると、もっともらしいのに間違った答えが出ます。

もっとも多い間違いは、税込価格を分解するときに起こります。110円から単純に10%(11円)を引いて99円にしてしまう計算です。これは誤りです。110円はすでに「税抜価格 × 1.10」なので、この掛け算を元に戻すには割り算が必要です。110 ÷ 1.10 = 100円が税抜価格で、税額は110 − 100 = 10円です。税率が上がるほどこの誤差は大きくなります。スペインの一般税率21%で同じ間違いをすると、121円の21%(約25.4円)を引いて約95.6円になりますが、正しい税抜価格は100円です。

多くの国で税率は一つではありません。日本は持ち帰りの飲食料品などに軽減税率8%を適用しますが、同じ商品でも店内で食べれば標準税率10%です。ドイツは食品・書籍・新聞に7%、それ以外の多くの取引に標準税率19%を適用します。スペインは一般21%・軽減10%(飲食店・旅客輸送など)・超軽減4%(パン・牛乳・医薬品など)の三段階です。この計算機で正しい税率プリセットを選ぶことが、思っている以上に重要です。

価格表示の慣習も国によって異なります。EUでは消費者向け価格に消費税を含めて表示することが法律で義務づけられており、店頭価格はすでに税込です。日本でも2021年4月以降、消費者向け価格は総額表示が義務化されています。一方、企業間の請求書は通常、税抜金額と税額を分けて記載します。買い手が仕入税額控除を行うためです。

課税事業者にとって、売上にかかる消費税(売上税額)はそのまま懐に入るわけではありません。自社が仕入れで支払った消費税(仕入税額)を差し引き、その差額だけを納税します。これが仕入税額控除で、消費税が「事業者への税」ではなく「付加価値への税」と呼ばれる理由です。この計算機は単発の取引金額を計算するだけで、申告書の作成や仕入税額の管理、非課税取引の判定は行いません。税務相談の代わりにはなりません。

アメリカには付加価値税自体がありません。代わりにsales tax(小売売上税)が課され、仕組みも税率だけでなく段階そのものが異なります。消費税は流通の各段階で課税され、各事業者は自分が生み出した付加価値分だけを納めます。sales taxは最終消費者への販売時に一度だけ課税されます。税率は州ごと、さらには市や郡ごとにも異なるため、全国共通の値を一つに決められません。だからこの計算機では「アメリカ」を選んでも「任意の税率」と同じ直接入力になります。

国別の付加価値税率(2026年8月19日確認)
標準・一般税率軽減税率
韓国10%
日本10%8%
ドイツ19%7%
スペイン21%10% / 4%
アメリカ付加価値税なし(州別sales tax)

よくある質問

税込価格から税率をそのまま引いてはいけないのはなぜですか?
税込価格はすでに「税抜価格 × (1+税率)」だからです。単純に110円の10%(11円)を引くと99円になりますが、正しい税抜価格は110 ÷ 1.10 = 100円です。この二つの計算が一致するのは税率が0%のときだけです。
軽減税率とは何ですか? どんな商品が対象ですか?
多くの国では食品・書籍・公共交通機関など生活必需品に近い品目に、標準税率より低い税率を適用します。日本は標準10%に対して軽減8%、ドイツは標準19%に対して7%、スペインは一般21%に対して軽減10%・超軽減4%です。同じ商品でも状況(店内飲食かテイクアウトかなど)によって税率が変わることがあるので、各国の詳しいルールを確認してください。
なぜアメリカの税率プリセットがないのですか?
アメリカには付加価値税自体がありません。代わりにsales tax(小売売上税)があり、流通の各段階ではなく最終小売時に一度だけ課税され、税率は州・市・郡によって異なります。全国共通の値がないため、「アメリカ」を選んでも「任意の税率」と同じ直接入力欄に案内されます。お住まいの地域の合計税率を調べて入力してください。
仕入税額控除とは何ですか? この計算機は考慮していますか?
課税事業者は、売上にかかる消費税(売上税額)から自分が仕入れで支払った消費税(仕入税額)を差し引いた差額だけを納税します。これが仕入税額控除です。この計算機は単発の取引金額(税抜・税額・税込)を計算するだけで、仕入税額の管理や非課税判定、申告は行いません。税務相談の代わりにはなりません。
金額と税率を入力する順番は結果に影響しますか?
いいえ。先に方向(金額に税が含まれているかどうか)を選び、次に税率を選べば自動的に計算されます。あとから方向を切り替えても同じ数式が逆向きに適用されるだけなので、同じ金額を両方の見方で比較できます。

この計算に使用した数値

この計算機が現在適用している時点依存の数値です。各値について出典と最終確認日を明記しています。

一次 = 発表機関の原文 · 導出 = 公式資料2件から算出 · 二次 = それを引用した資料

参考文献

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最終更新日: 2026-08-29

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